BUZZ DA VIBEのジャケット写真

歌詞

JUNK MACHINE

LANPAZIE

油切れて 止まったまま

型の古い ポンコツマシーン

狂ったまま走ってきた

兎喰らう亀の話

千切れて飛んで行く

戯れ音を集めて

楽園を切り裂いた後に

残った輪そこにだけある

鬼が嗤う暗闇には

観た事がねぇ景色がある

狂ったまま走ってきた

兎喰らう亀の話

弾けて飛んで行く

戯れ音を集めて

楽園を切り裂いた後に

残った輪そこにだけある

弾けて飛んでいく

戯れ音を集めて

千切れて消えていく

楽園を切り裂いて

狂ったまま走ってきた

兎喰らう亀の話

  • 作詞

    柴田隆仁

  • 作曲

    LANPAZIE

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反社会性とロックンロール・ドリームは既に数十年も前から乖離している。真っ当な人間なら触れることすら許されなかった音楽、しかし底でしか癒されない人種がいるのも確かだ。

LANPAZIEの最新作『BUZZ DA VIBE』はコロナ禍を含め2年にも及ぶプリプロダクション(音源の下書き準備)を乗り越え、更に半年以上かけて録音を繰り返した。今日日、デジタルサウンドが主流の世の中で、生ドラムにベースとギターだけというアンサンブル、どこか日本のVシネやギャング映画のような語り口のボーカルが愛おしい。

人生が滲んでいる、という意味ではブルースであり、はみ出しモノのロマンチシズムは現代で言うところのヒップホップ的"不良文学"にも通ずる。それでいてオルタナティヴな感性は特にミッド〜スローナンバーに歌モノとしてよく表現されている。これは本作から加入したドラマー、リョウマサヒロが柴田兄弟とぶつかった特異点に他ならない。

ブランキーやミッシェルの幻想は追わない。借りなら返す、という気概と絶滅危惧種であるからこそのプライドは"和彫・アメ車・ギターソロ"という一見、型落ちなノスタルジーが今、かえって新鮮だ。何故なら、ソレを貫けた奴はいないから。マイノリティの味方であり続けると同時に、冒頭で述べた"真っ当な人間"を狂気に駆り立てるチャンスが訪れた。もう、LANPAZIEでしか満たされない。

アーティスト情報

  • LANPAZIE

    2011年 結成 ALTERNATIVE GRUNGE GARAGE ROCKを基調とするBJC,TMGE,などの邦楽ROCK 80〜90年代のUK ROCK オルタナティブ グランジ ガレージロックに影響を受ける ​東京を中心に全国で活動中。

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