まぁまぁ疲れて
腹も減り
賞味期限切れの青春喰った
オヤスミ
目を閉じて浮かんだのは
東京行きの高速バス
公衆便所の落書き
使い捨てのコンドーム
割れた街灯の下
蜘蛛の巣に掛かる蝶は死に
輝いてるアンタ等は
また今日もおめかしして
無数の屍の上を歩いて
いくんだろう
まぁまぁ疲れて
腹も減り
賞味期限切れの青春喰った
オヤスミ
鋼鉄の箱ん中残酷な景色揺れ
猛スピードで過ぎてく
時間が僕らを嗤ってる
輝いてるアンタ等は
また虚ろを塗りたくって
幾つもの屍を創りあげて
いくんだろう
- Lyricist
Takahito Shibata
- Composer
LANPAZIE
Listen to steroid by LANPAZIE
Streaming / Download
- 1
Barracuda
LANPAZIE
- 2
HappyChainsawStalin
LANPAZIE
- 3
JUNK MACHINE
LANPAZIE
- 4
Pain Killer Radio
LANPAZIE
- 5
HIBANA
LANPAZIE
- ⚫︎
steroid
LANPAZIE
- 7
Donju
LANPAZIE
- 8
Route36
LANPAZIE
- 9
Baiten no sora
LANPAZIE
- 10
Bell boy
LANPAZIE
反社会性とロックンロール・ドリームは既に数十年も前から乖離している。真っ当な人間なら触れることすら許されなかった音楽、しかし底でしか癒されない人種がいるのも確かだ。
LANPAZIEの最新作『BUZZ DA VIBE』はコロナ禍を含め2年にも及ぶプリプロダクション(音源の下書き準備)を乗り越え、更に半年以上かけて録音を繰り返した。今日日、デジタルサウンドが主流の世の中で、生ドラムにベースとギターだけというアンサンブル、どこか日本のVシネやギャング映画のような語り口のボーカルが愛おしい。
人生が滲んでいる、という意味ではブルースであり、はみ出しモノのロマンチシズムは現代で言うところのヒップホップ的"不良文学"にも通ずる。それでいてオルタナティヴな感性は特にミッド〜スローナンバーに歌モノとしてよく表現されている。これは本作から加入したドラマー、リョウマサヒロが柴田兄弟とぶつかった特異点に他ならない。
ブランキーやミッシェルの幻想は追わない。借りなら返す、という気概と絶滅危惧種であるからこそのプライドは"和彫・アメ車・ギターソロ"という一見、型落ちなノスタルジーが今、かえって新鮮だ。何故なら、ソレを貫けた奴はいないから。マイノリティの味方であり続けると同時に、冒頭で述べた"真っ当な人間"を狂気に駆り立てるチャンスが訪れた。もう、LANPAZIEでしか満たされない。
Artist Profile
LANPAZIE
2011年 結成 ALTERNATIVE GRUNGE GARAGE ROCKを基調とするBJC,TMGE,などの邦楽ROCK 80〜90年代のUK ROCK オルタナティブ グランジ ガレージロックに影響を受ける 東京を中心に全国で活動中。
SparrowsRecords