Lyric

舞ってる葉が秋を運んで

去ってはまた赤く染め

さっきの木が遠く靡いて

僕らはまた雲隠れ

同じ声にそっと

導かれてた

あの立ち枯れてる

唐松の向こうに

続く世界の入り口なら

もうすぐさ

鏡の中に映した理想の

灯りを探して消えて行く

言葉の谷で凍えたなら

目を閉じて進めば良い

照ってる日が陰を作って

入ってはまた黒く染め

張ってる根が覆い隠して

僕らはまた雨宿り

遠い未来への道筋辿る日々さ

夜空の中に描いた理想が

濁りを纏って消えて行く

言葉の海で溺れたなら

目を閉じて進めば良い

沈む風景にただ流され

歪む体裁にただ準え

鏡の中に映した理想の

灯りを探して消えて行く

言葉の波に呑まれたなら

目を閉じて進めば良い

彼方の空に託した希望の

光を目指して越えて行く

夜空の果てで迷ったなら

手を振って笑えば良い

答えの無い問題に実体は無い

実体の無い人生に答えは無い