an end (feat. KAFU & HATSUNE MIKU) Front Cover

Lyric

an end (feat. KAFU & HATSUNE MIKU)

ByTheWay Sato

べたついた液晶と抜毛のじゅたんが

凡庸なボクを嗤っている

(本当にどうしようもないね)

掻きむしって剥がした皮膚みたい、人生

総額3000万課金した

前頭葉から吐き出す言の葉は

(誰もお前なんか見ちゃいない)

承認欲求の海に沈んだ

かいまくを告げる司会

四畳半劇場には

ボクのショー待ちわびている"白紙の"名簿帳

「愛して!!」

響くのはただ、醜く歌う声

ブルーライトに見下され、

恥さらしを開演

シミが退屈しているこの天井

垂れ下がるクモの糸

登るにしたって、一本じゃ心許がないんだ

怠惰との淫行

デキた赤ん坊がかわいくってしょうがない

(本当にどうしようもないね)

鼻曲がってるの、ボクにそっくりじゃん

可能性との別れ

(誰もお前なんか見ちゃいない)

どんな慰謝料払えども、もう遅い

へいまくを告げる司会

四畳半劇場では

オーディエンスの沈黙が、ボクの退場を急かす

「愛して。」

突如、影を映し出す逆光

静寂も絶叫する

”最 醜 演 目” が―――

「アイシテ!!

どうだよ、これが僕の望むフィナーレ!!」

スポットライトを見下ろして、

史上最高のバッドエンド

赤い歓声が舞っている。

宙ぶらりんで演じ切る、

クモの糸のネックレスが軋む最終回

四畳半の棺桶内は、

満開のカーテンコール

  • Lyricist

    ByTheWay Sato

  • Composer

    ByTheWay Sato

an end (feat. KAFU & HATSUNE MIKU) Front Cover

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