Lyric

見渡してみる限り

見慣れた景色の中

空を仰ぐふりして

涙隠してた

時々襲われる正体不明の怪物

それが何者なのか

本当はわかってるのに

なぜだろう

自分を守ることはできずにまた

くだらないこと

どうしようもないことばかり考えて

虚しくなる

誰か救い出してくれないか

目の前に現れるそれは僕だった

本物はどちらかなんて

問いかけてくる

涙の行く先は守れなかったものは

逃げてくれずにまた出会う

雑踏掻き分け走る

夢中で駆け抜けた

喧騒の中立ち止まる

逃げ切れただろうか？

ああ、またダメみたいだ

どこに隠れても

見透かれてるみたいに

つきまとってくる

終わりにしたい

僕が偽物になってしまっても

再び向き合っている同じ顔をした

僕が悲しそうに俯きしゃがみこんだ

本当の答えは

見落としてしまってたようだ

俯く僕をただ抱きしめた

涙流すことは弱さじゃない

見落としちゃいけない

守れなくたって向き合って

言葉にして強くなってゆけ

誰のでもないその手で

目の前の僕のことを受け入れたら

広がってく

まだまだ大切なものはいくつもある

これで終わりじゃない

スタートラインに立っている

また迷った時は君がいるのだと

強くなってまた

歩き出す