

ねえ幽霊は信じるの?
って暗い夕まぐれに沿っていく
あの子の目を見たら
その気になっちゃった
でもガードレールの旧道は
冬場凍てついて滑るから
つるっと滑って転がって
思い出になっちゃった
田舎の畔に長い葬式の列
あの子をおくろうと
暇な友人もこぞってつどうよ
田舎の午後の長い葬式のあと
リコーダーで誰よりも長い音を吹いた
ぴゅ〜。
ね?
登下校道 駐輪場 駅前 農芸高校前(バス)
初めて信用したい幽霊になっちゃったから
ばらばら ばらけた町中の記憶を辿って探すけど
もう見えない 消えない 無くなんない
思い出になっちゃった
遠いお盆に精霊馬をたくさん立てたなら
ああぼくのところに間違えずにちゃんとたどり着くかな?
みんなそっと忘れた平穏な凪の日に
ぼくだけがいつまでも映す帰り道
田舎の泥濘に永遠にきみがいて
「見えない悲しみがこころを突き刺して消えませんように。」
田舎の夢の永遠に
僕はまたリコーダーで誰よりも長い音を吹いた
ぴゅ~
ねえ、
ぴゅ~
ねえ…
- 作詞者
電ǂ鯨
- 作曲者
電ǂ鯨
- プロデューサー
電ǂ鯨
- プログラミング
電ǂ鯨

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- 1
シニカリティ
電ǂ鯨
- 2
骨壺
電ǂ鯨
- ⚫︎
おそうしき
電ǂ鯨
- 4
コンビニ街
電ǂ鯨
- 5
あははん僕らは夢幻紀行
電ǂ鯨
- 6
おごそかな夕-夜間奏曲
電ǂ鯨
- 7
無限の景色
電ǂ鯨
- 8
寂児病
電ǂ鯨
- 9
暮しガスメータ
電ǂ鯨
- 10
童話になったらいいのに
電ǂ鯨