Lyric

東の砂漠、そこは筋書きの始発駅

シナリオいらずの俺は孤児みたく

柔らかい居場所を探しながら

碇を磨く

その男一直線

潔白というよりも味気なく

水道水を凍らせただけのような男に

かき氷ぐらいにしかなれやしない

おあいにく様

砕く夏はクタクタ

魅力と白黒つけるシロップの雨が

威力を増して突然降り注ぐと

日差し浴びてとろけていく

恋に落ちた入道雲の中毒症状

わざわざ忠告をどうも

歩道橋の僕達は

徒競走のような帰宅列車をまたいで

気が付けば日が暮れた空に

37段分だけ近づいていた

世界を忘れ物にしちゃおう

巡る、火花散ったいばら道から

気晴らしの恥さらし

悲しみにしゃがみ立ち眩みして

巡る、天文台も発見できなかった

あん時の半年の涙流星群

今日はもうズタボロ

疲れたし眠いから山程サボろう

果物のジュースを飲もう

いちいち多くの意味を込めた日々が

胃袋を満たした

幾つもの未熟者の夜に

響くものといえば 

歌う坂道、笑う自転車

自然な上機嫌がべらべらと

非常にいい調子に便乗して

探した、どこまでも行ける散歩道

僕らは我が儘　どでかぼちゃ

「あのさ、これさ、ドでか一張羅」

って言ってハロウィンの子みたく

おどけたのさ

溶けたのはいつかのかき氷オリオン

時折より多く乗り遅れる逃避行

祈りは脳裏で濁りを知らず

チクタク遠く退く日を真空パック

ビー玉みたいだろ

そのままにらしく優しく笑っていて

ビー玉みたいだろ

そのままにらしく優しく笑っていて

ビー玉みたいだろ

そのままにらしく優しく笑っていて

ビー玉みたいだろ

そのままにらしく優しく笑っていて

青く青くカラフルに

柔軟剤よりカラフルに

青く青くカラフルに

チューインガムよりカラフルに

青く青くカラフルに

大宴会よりカラフルに

青く青くカラフルに

遊覧船よりカラフルに

ビー玉みたいだろ

♪