歌詞

「ねぇ、知ってる？」

「え、なに？」

「エリンギの花言葉って、『宇宙』なんだって！」

「えー！なにそれ？ホント？」

「ホントだよ！『いろんな料理に使えて万能だから、無限に広がる宇宙を連想させること』が由来なんだって！」

「へー！面白い！」

「でしょ？」

「え、じゃあさ」

「ん？」

「『宇宙の花言葉』って、何なんだろう？」

「え？」

「ねぇ、人生いいことないね」って

エリンギに話しかけてみる

微塵切りにされたこの心も

永遠にバラバラのままで

蜃気楼に沈むその気持ちも

演技で誤魔化しているね？

心機一転やる気出したって

決心も空回りしてる

「ねぇ元気なの？」って君に聞いても

真実は作り笑顔の中

わかってます わかってる

おせっかいは禁忌 見栄っ張りの変人

だけど君にも知ってほしいんだよ

エリンギに見た秘密のレシピ

君の喜びだって悲しみだって宇宙のちっぽけな一部さ

でもそのちっぽけがないと宇宙は成り立たないんだぜ

君が思う自分の好きなとこヤなとこ色々あるだろうけど

その全てがこの宇宙のビートを刻んでいるのさ

そんなわけで決めた宇宙の花言葉は

『君』ってことで

って、心配ばかりしてる僕は

精一杯何か頑張れたかな？

何千万人に囲まれて生きて

メインディッシュになれないどころか

ベンチ入りもできぬ落ちこぼれ

リフレインする自己否定の声

だけど僕もね自信があるんだよ

エリンギから見た一途な景色

僕の劣等感も君に出会って流れ星のように消えてった

だからたまには太陽みたいなでっかい恩返ししてみたいのさ

僕がいなきゃ映らないこの望遠鏡で君が輝いて見えて

それだけで僕も生まれてきた価値があるってやっと思えた

そんなわけで望んだ宇宙の花言葉は

『僕』ってことで

宇宙（エリンギ）で韻を踏んでみたけど神様になんかなれないみたいだ

でも筋肉痛にはバンテリンギチギチに貼って頑張ってんだ

現実逃避？たまにしちゃうけど二人でいれば百人力

鉛筆なめなめで描いた理想

叶えに乗り込め銀河のトレイン

君の喜びだって悲しみだって宇宙のちっぽけな一部さ

でもそのちっぽけがないと宇宙は成り立たないんだぜ

僕ら喜びだって悲しみだって宇宙のちっぽけな一部さ

でもそのちっぽけがないと宇宙は成り立たないんだぜ

僕ら思う自分の好きなとこヤなとこ色々あるだろうけど

その全てがこの宇宙のビートを刻んでいるのさ

そんなわけで決めた宇宙の花言葉は

『君』ってことで

『僕』ってことで

『僕ら』ってことで