16-19-1のジャケット写真

歌詞

プリズム

池崎浩士

灰色の空 泣き出すたび

あの道を思い出すよ この瞬間が全てなんだと

永遠に続いていくと 疑うことすら知らなかったから

鼻の頭も君の頬も真っ赤だった

ただ僕は手を伸ばすことだけが

プリズム 君の匂いを忘れないよ

胸の奥をくすぐる優しく痛く

さよなら たとえもう会えなくても

いつかを照らす街の灯りと

他人行儀な人のざわめき 喧騒の中はぐれないように

君の背中とほどける小指 巡る季節のはしっこで

いつの間にか立ち竦んでいた

揺蕩う煙の向こう側に

君の姿を探すようで わかっていたんだ

それでも 君の歌声 忘れないよ

少しだけ掠れて 調子外れ

さよなら たとえもう会えなくても

それすらも今はどうしようもなくて

夢でなんて会えなくて 空なんて飛べなくて

せぐりあげるように 遠ざかるような だから

プリズム 君の匂いを忘れないよ

つないだ手はいつしか離れていくよ

さよなら 僕といた記憶

溶けていく 溶けていく

プリズム

  • 作詞者

    伊織夏生

  • 作曲者

    池崎浩士

  • プロデューサー

    池崎浩士

  • ボーカル

    池崎浩士

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2016年から2019年に制作された楽曲を再録音して2枚組みにしたアルバム。1枚目は演劇とコントの間をさまよう集団「コヒツジズ」の演劇作品で使用された「5years」や、演劇ユニット「Saltyrock」の演劇作品で使用された「ここで座れば」、役者である山崎丸光が作詞をした「旅立ちの巣の上で」や、作詞募集で呼びかけた藤井美緒さんが作詞した「Green Garcon」を収録した全15曲。

アーティスト情報

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