

聞き慣れない言葉が
いつの間にか 僕を飲み込んで
ふと見上げた ガラス越しの
風はいつもどおりで
投げられることのない
ボールの行方を 目に浮かべて
僕はひとり 空っぽのままで
時計を眺めている
不自然な距離から生み出される
軋轢という名のディスコードに
ささやかな僕らの営みさえ
引き裂かれ
晴れ色に染まる
華やいだ歌声
失われてく
街の残像が 揺らいでる
振り抜かれた軌跡は
青空に高く 吸い込まれて
僕はひとり 目を閉じたままで
スコアボードを描き出す
下らない屁理屈を繰り返す
損得勘定の自己愛者に
ささやかな僕らの日常さえ
奪われて
晴れ色に染まる
待ちわびた季節が
通り過ぎてく
僕の感情を残して
晴れ色に染まる
華やいだ歌声
失われてく
街の残像が 揺らいでる
- 作詞者
藤井 都督
- 作曲者
藤井 都督
- レコーディングエンジニア
吉岡 哲志
- マスタリングエンジニア
吉岡 哲志
- ギター
pieni norsu
- ベースギター
pieni norsu
- ドラム
senoo ricky
- ボーカル
pieni norsu

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京都を中心に、LLama、キツネの嫁入り、たゆたうなどのベーシストとして活動してきた藤井都督が、ソロ名義『pieni norsu』としてついにデビュー。
ドラムにはsenoo ricky(LLama、YeYe、山本精一、折坂裕太etc.)、コーラスには谷口未知(バカがミタカッタ世界。)、エンジニアとして吉岡哲志(studio INO、LLama、Sawa Angstrom)を迎えての自信作!
アーティスト情報
pieni norsu
1977.10.14生まれ。兵庫県加東郡滝野町出身、京都市右京区帷子ノ辻在住。 小学生の頃にTHE BLUE HEARTSに出会い、パンクロックの洗礼を受けるも、その血を隠し中高時代を過ごす。大学の軽音サークルに入ると同時にエレキベースを手にし、いろいろなバンドを掛け持ちしつつ自分のサウンドを模索。2001年に吉岡哲志と出会い、ほどなく3ピースバンドを組むも1年で解散。 それを期にアップライトベースに持ち替え、吉岡と共にLLamaを始動させる。ツインドラム編成となり、2008年に1st.ALBUM『ヤヲヨロズ』をリリース。その後メンバーチェンジをし、2012年7月、2nd.ALBUM『インデペンデンス』をリリース。さらには2014年12月には結成10周年を記念した『VISTA』をリリース。 その他にも、キツネの嫁入り、たゆたう、その他のバンドのベーシストとして活動。 2018年2月、子供の1歳の誕生日プレゼントとして曲を作ったのをきっかけにソロ名義pieni norsuでギターと作詞作曲を始め、毎月1曲、12曲を書き上げる。 近年は、バカがミタカッタ世界やKEEWO、竹上久美子などの楽曲にも参加。 甘党。ビール党。鉄人。つまり、こし餡。ラガー。近鉄南大阪線。