Lyric

いずれ来る未来を

僕らの手で示していた　けど

わからなくなってしまった

重荷に耐え切れず舵が切れないんだ

求め続けた世界は

いずれ迎えに来るだろう

その先にある世界を連れて

僕らは目の色さえ変えられる

だけど同時に霞んでもいるからさ

最後とコールが来るまで

秒針をつかむことさえできないんだ

昨日も明日も時間の上に浮かんで

何も始まらない

気づいたら朝になっていた

得られたものはこれっぽっちもない

カーテンが開いてる

風が僕にそよいでる

そのとき急に寂しくなってしまった

曇天模様のいつもの空

光り差すところは一つだってないんだ

霞がかったこの世界は

僕らの目ととても似ていたんだね

移ろいゆく未来

なくなる過去に浮遊してしまう

永遠とは願い続けても信じては

いけないんだね

やっとここまでたどり着けた

示した未来とは違う

けど幸せでいられる

なのに空は暗いままだ

僕の足は宙に浮いたまま