近所の公園のジャケット写真

歌詞

デモテープ

ワタナベナオキ

子供の声 木霊する朝目覚め

あくび 深呼吸

見慣れた景色ばかり溢れ

何故か視界ぼやけてく

気づけばまた あの場所に足弾み

誰にも知られない秘密基地

「ただいま」

夢ではない そこにいるあなたの

優しさに寄りかかって

もっと見たい!

時間に色が広がっていく

欲しいものだけ拾い集めては

処分に首を傾げ

それならこのまま全部取っておこう

宝物だから

「もう帰らなきゃ」

鐘鳴る その時に知ってしまった

蓋をしてた目を背け続けた

もう嘘はつきたくない

あなたもきっと わかっているでしょう

たった二文字だけ

喉元まで

夢ではない そこにいるあなたの

優しさに寄りかかって

今なら言える!

「ねぇ!…やっぱりなんでもないよ」

  • 作詞者

    ワタナベナオキ

  • 作曲者

    ワタナベナオキ

  • プロデューサー

    ワタナベナオキ

  • ギター

    ワタナベナオキ

  • プログラミング

    ワタナベナオキ

近所の公園のジャケット写真

ワタナベナオキ の“デモテープ”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

~近所の公園小話~

「近所の公園」という一見穏やかなタイトルにも関わらず、収録された曲はノイズ、パンク、ハードコアからバラードまで様々です。

学生時代の友人の思い出に、公園で草野球の最中、不審者の老人に難癖をつけられそれに逆上しバッドで半殺しにしたという話がありました。

僕はそれを聞き「あぁ、公園って老若男女問わずなんでもありの場所かもな」と思い、身近な思い出を綴ったなんでもありのアルバムを作ってみました。

本作品はカセットテープのA面とB面からなる構造をメインに考え作られています。
A面では一曲目の16:32から荒々しく始まり次第に曲は陰鬱になっていきますが、B面は時間を巻き戻すように16:32の逆再生バージョンである4:32に始まり、少しずつ曲調が明るくなっていきます。

僕自身、幼少期寂しいときは家にあったカセットテープを聴いて過ごしていたこともありまして、そんな過去にもう大丈夫だぜ、と今の自分が作った近所の公園という曲でこのアルバムは完結します。

チープでどこか懐かしい。懐かしい事だらけに浸ることもたまにはあっていいし、そんなときに「近所の公園行こうかな」なんて思いながら聴いてみると、よりこのアルバムが楽しめるのではないでしょうか。へへへ。

アーティスト情報

LUCY LOVE records

"