西側の道 何度も何度も迷った道
左の窓 何も言わず 流れて行く
今となれば 瞬く間に
過ぎてしまうけど
きっと あの時は
重たくて 重たくて
仕方なかった
どうしてだろう 何一つ掴めなくて
全て良かったって いつか思えたら
それは慰め せめてもの
歩いても 悩んでも
運命 さだめ
人並みに 進んで 行けなくても
どうしてか わからない それが
運命 さだめ
今日という日に
答えなんて求めないで
左に曲がれば ビルの足元
通り抜けて すぐ隣には
新しくて 楽しい生き方が
あったのに 夕闇の中 批評箋抱え
歩く私は どうしても どうしても
どうしても見つけられなかった
迷子の子猫 悩める子羊
籠城するなら 眠り薬
溶け切らない
意識の果てまで•••
後悔と不安を踵で押し返して
歩いた毎日に降り積もるのは
色の無い 小さな
ガラスの様な確信
天に翳せば 応えが返ってきた
歩いても 悩んでも
運命 さだめ
人並みに 進んで 行けなくても
どうしてか わからない それが
運命 さだめ
今日という日に
答えなんて求めないで
後悔と不安を踵で押し返して
歩いた毎日に降り積もるのは
色の無い 小さな
ガラスの様な確信
天に翳せば 光が返ってきた
- 作詞
岡部 蘭
- 作曲
岡部 蘭
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其筈
岡部 蘭
シンガー及びソングライターとして活動するミュージシャン岡部 蘭による6枚目デジタルシングル作品。
本作は「上手く生きられなかった人生」と「それを受け入れて生きること」がテーマとなっている。
夕暮れの都会の片隅で、あの時延々と考えたこと、ひとり歩いた道、どこに繋がっているかはわからないけど、自分を受け入れて進んで行けばきっと其の先の世界に出会える筈。
