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BPM72(Gメジャー)の穏やかなテンポで紡がれる、アンビエントなベッドルーム・ポップ/スロウコアです。空間を広く使ったナイロンギターの指弾きと、深呼吸のようにゆったりと動く温かなベース、そして左にパンニングされたローズ・ピアノの響きが、雨の日の窓辺のような親密な空気感を生み出します。ドラムはアタック感を完全に抑え、フェザーライトなキックと微かなリムショット、ブラッシュド・スネアのみで構成されています。
歌詞は、雨の日の電車に揺られながら目的地へと運ばれていく受動的な心地よさや、ただ「ここにいる」ことの安心感を描いています。中性的なボーカルは耳元で囁くように近く、過剰な感情表現や張り上げるような歌唱をあえて排除し、聴く者の心に静かに寄り添います。意図的な「息継ぎの間(1〜2拍)」やアナログテープのような温もりが、ドラマチックな展開を持たない日常の延長線上にある静寂を見事に表現した一曲です。
Negi0723は、感情の揺らぎと都市の空気感を繊細にすくい取るミュージシャン。 エレクトロニックとポップ、オルタナティブの要素を横断しながら、 きらめきとノスタルジー、衝動と内省が共存するサウンドを描き出す。 印象的なメロディと映像的なリリックが特徴で、 一瞬の感情や夜の断片を切り取るような楽曲世界は、 リスナーそれぞれの記憶や物語と静かに共鳴していく。 ジャンルに縛られず、感覚を信じて音を紡ぐ。 Negi0723の音楽は、日常と非日常の境界線をやさしく溶かしていく。