Lyric

コンビニで買った缶チューハイ

片手にフラフラ歩いている

私の自転車押しながら

「星が綺麗。」と、君は笑ってる

「送ってよ。」って飲んだ勢い

口にした夜はまだ明けない

帰り道なんかじゃない

君はずるい　気づいてない

「コンビニに寄ってもいいかな？」

って隣の君の袖を掴む

君は、まどろんだ瞳で

まっすぐに私を見つめてる

思わず吸い込まれそうになって

ゴクリ飲み干した缶チューハイ

レモン色の夜の名前を

君は知らないな

缶チューハイ飲み干した夜の底

ふたり取り残されて

缶チューハイ飲み干した夜の底

ふたり取り残されて

缶チューハイ飲み干した夜の底

ふたり取り残されて

缶チューハイ飲み干した夜の底

レモン色の夜

コンビニのレジに差し出した

赤ワインとアイスは意味を変える

私の部屋に君が居る

そんな未来まであと5分くらい

「ちょっと待って。」って

鍵を回して

それまでにもう戻れないな

君は、何気ないままの足取りで

ドアをくぐってしまえるんだ

コンビニのレジ袋が落ちる。

抱きついたら君は、困ったんだ。

ここまできてそれは無いよ。って

私はわがままで意地悪だ。

大丈夫。って頭を撫でる

寂しいだけだから大丈夫。って

そんな言葉なんかいらない

ねぇふたり同じ息を吐いた

缶チューハイ飲み干した夜の底

ふたり取り残されて

缶チューハイ飲み干した夜の底

ふたり取り残されて

缶チューハイ飲み干した夜の底

ふたり取り残されて

缶チューハイ飲み干した夜の底

レモン色の夜