歌詞

欠伸をするように一息で詩を書いた

あなた宛

縫い合わせて

ほつれた僕の背中の骨

貧しいからって豊かではないなんて

そりゃないよね

普通そうで　不都合で

くたばっちまいそうだよ

君の本棚を僕に見せて欲しくてさ

君の言葉を噛んでみたかった

両の手で取りこぼして

ハウリ出した僕の心

しばらくして拭き取って

僕の縫い目の色　どんな風？

色と呼べなくて

何と言えなくて

色と呼べなくて

確かめるように、とっておきの詩集を

また読んでる

不意にゾッとするほど

綺麗な目をしていて

寂しさと悲しさは似ているようで

別もんだろ

脆くて小さくて

すぐに壊れそうだよ

僕の心を全部見せてみたくてさ

僕の言葉がずっと欲しかった

縫い合わせてすぐ解いて

広がっていく銀河の模様

しばらくしてまた閉じて

縫い目を撫でている

その指で

色と呼んでくれ

何といえなくても

色と呼んでくれ

欠伸をするように一息で詩を書いた

あなた宛

縫い合わせて

ほつれた僕の背中の骨

貧しいからって豊かではないなんて

そりゃないよね

普通そうで　不都合で

両の手で取りこぼして

ハウリ出した僕の心

しばらくして拭き取って

僕の縫い目の色　どんな風？

色と呼べなくて

何と言えなくて

色と呼べなくて