Lyric

帰り道 待ってたキミがそっと顔あげて

私を見つけて笑った

イルミネーションより

光るからまぶしくて

目を見て話せないよ

好きな人に「好き」が言えない

震える心は…

マイナス一度のせいだよね

前触れなく 降り出したこの雪が

少しだけ 話すきっかけをくれて

「キレイだね」

本当は その後に繋ぐ言葉

喉の奥で 出番を待ってた

果てしなく 積もるのはこの想い

1秒ごと キミのこと愛しいから

ほらまるで タンザナイト

…雪あかり

すっかり寒くなった 12月の街は

どこか浮き足立つようで

風の冷たさまで

ちょうど良いって思えたの

キミが手を取ったから

覗き込んで「好き」と言ったキミの性格が

なんだか羨ましい

私にはできないできない…

羽みたいに 落ちてきたこの雪は

手に触れて だけど結晶のままで

「見えるかな？」

目を凝らしたふたりのこの距離を

照らしてもう離さないような

…雪あかり

彩ってよ 冬の星座の代わりに

キラキラと こぼれ落ちたトキメキ

伝えなきゃ この気持ちを

ちゃんと言葉にして

深呼吸したら 今すぐ

驚いてた キミの瞳の中に

輝いて 舞い踊るような雪は

ほらまるで タンザナイト

「...キミが好き」