「愛してる」のジャケット写真

歌詞

「愛してる」

海月結香子

今日の闇も明日の孤独も

仮面被せて それが但し書き

せめてわたしに触れる時は

少しの嘘を織り交ぜた

精一杯の愛をくれ

どうせ気紛れな たまの逢瀬

この心など踏み躙ろうか 幾らでも

束の間に 都合良く傍に居る為なら

約束の日は春霖の下

権利のない身分に相応な

冷たく濡れたスカートの裾

今日も可愛い事しか言わない

荷物だなんて思われないように

寂しさなんて見せちゃダメダメダメ

ご奉仕しなきゃ捨てられちゃうわ

独り占め 対極も止む無し

側室は願い下げ

望んでた誰にも依存しない

自立した幸せとは程遠いこんな所で

藻掻いて疼いて妄想してさ

あー眠剤はーー……何処?

この身体さえ煩わしくて ねぇ

本当はいつもまだ

服を着て欲しくないのよ

だからせめて触れる時は

精一杯の愛を

下手な嘘には目を瞑って

“この泥濘に二人溶かそうよ”

なんて言わない

隣を許してよ

仮面の下の独占欲と

孤独と妬心 溢れちゃいそう

皆に優しい素敵なところ

わたしも同じ 特別じゃない

視界が歪んで零れ落ちても

誰にもばら撒く情けは要らない

残酷なその善意にだって

本当は浮かれてしまうから

あー惚れた方が…負け?

この気持ちさえ煩わしくて ねぇ

たまにしんどくて吐きそうで

億劫な夜は魘されてる

だからせめて触れる時は

精一杯の愛を

巧みな嘘に騙されたい

今だけは世界一愛してよ

伝えたい

それでも傍に居てくれる?

都合良くて良いの。

本当は、いつもまだ

服を着て欲しくないのよ。

身体さえも邪魔で、

ずっと“愛してる”を言いたくて、

幸せを願ってるんだよ。

そしたらないの…かけられる言葉。

言わない。

これ以上求めない。

今だけ本気で愛してよ。

  • 作詞

    海月結香子

  • 作曲

    海月結香子

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    「愛してる」

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