ミーナ。君は昨日黄昏時に
屋根の上の雲を見たかな。
君のように、あてもなく漂う。
青春よ、この物語とあの体、
昨日の夢を忘れさせてくれ。
次々と訪れる君、
幸せはどこにあるのかと僕に尋ねた。
陽光の下で君は青い車に乗り、
リュックサックのおもちゃを撫で
彼に付き添い泣く。
逃げ場はなく、見渡す限りの空白。
プラタナスの下の人々は、
不意に現れたり消える。
ミーナ。僕は波立つ朝にだけ
君を思い出すわけじゃない。
君の姿を彼らはとっくに
忘れてしまった。
引き裂いてしまえ、
僕がこの狂ったでたらめな世界に
来たことがないのなら。
南京は既に年老い、
僕はもうすぐ死ぬだろう。
いつも、全てが遠い今とは違う
生活を想像している。
僕はこんなに傷つくべきじゃない。
子供達は踊り、死神も歌う。
一つの街から注意深く僕を見に来て、
枕元のガラスから外を覗く。
逃げ場はなく、君は黙った。
四月の朝は人を悲しませる。
青春よ、いつもこんなにバラバラで、
落ち込み、苦しむ夜に人を傷つける。
僕はどれほど君のことを想っても、
ただそっと歌うだけ。
- 作詞
李志
- 作曲
李志
李志 の“青い空 (2009 Studio)”を
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ストリーミング / ダウンロード
- 1
黒い封筒 (2004 Studio)
李志
- 2
晩春の南方都市 (2005 Studio)
李志
- 3
君と (2006 Studio)
李志
- ⚫︎
青い空 (2009 Studio)
李志
- 5
天空の城 (2009 Studio)
李志
- 6
壁のヒマワリ (2010 Studio)
李志
- 7
鄭州の記憶 (2010 Studio)
李志
- 8
山陰路の夏 (2011 Studio)
李志
- 9
杭州 (2011 Studio)
李志
- 10
ママ、この世界に未来はあるの? (2006 Studio)
李志
- 11
黒い封筒 (2015 Live)
李志
- 12
晩春の南方都市 (2015 Live)
李志
- 13
君と (2016 Live)
李志
- 14
青い空 (2015 Live)
李志
- 15
天空の城 (2018 Live)
李志
- 16
壁のひまわり (2015 Live)
李志
- 17
鄭州の記憶 (2018 Live)
李志
- 18
山陰路の夏 (2014 Live)
李志
- 19
杭州 (2015 Live)
李志
- 20
ママ、この世界に未来はあるの? (2018 Live)
李志
中国の現代ロック史にその名を刻む 李志 (リージー)。2004年のデビューから2018年までの14年間にリリースした全20枚のアルバムから10曲を厳選した2枚組の豪華ベスト盤。Disk1はスタジオ録音版、Disk2にライブ録音版を収録。日本での高音質リマスタリングで蘇る。日本国内限定で発売されたアナログLPとCDが異例の売り上げ記録を残したアルバムのデジタル配信がいよいよ解禁される。
アーティスト情報
李志
中国の近代ロック史にその名を刻むシンガーソングライター。 1978年 中国江蘇省金壇出身。 1997年 南京東南大学(Southeast University)で工科学を専攻、現在も南京に暮らす。 鬱屈や挫折など、彼の目を通して見た社会や日々の生活をユニークな詩とありのままの姿で表現するスタイルが徐々に人気を集め、近代中国ロック史のカリスマ的存在となる。 2016年と2017年に行われたスタジアム規模の年越しライブでは約1万枚のチケットが数分で売り切れるなど、今では中国で最もライブチケットが取りにくいアーティストの一人となっている。また、中国社会に著作権意識が根付いていなかった時代に、楽曲の無断使用や違法ダウンロードが横行する状況を改善するため、自ら積極的に裁判を起こす活動をSNSなどに公開。中国社会における著作権意識の普及に大きく貢献した。 2017年には、中国全土の334都市を12年かけて巡る「叁叁肆(334)」ツアー公演を開始。「地方都市の若者が希望を抱ける未来のために」というメッセージを込めた活動を続けている。 南京市の外れにある貧しい農村出身の彼が歌うメッセージは普遍的な愛とユーモアに溢れ、中国の若者たちの未来に大きな希望と勇気を与えている。
李志の他のリリース
PANDA RECORD