Lyric

月影が揺れる　滲む空は遠く沈む

響く唄声は　いつか思い出になって

掬い上げる水底に眠る星を　結び合わせる

頬を伝っていく　旅人が手に持っていた

花の名は美しく　色褪せず　まだ鐘を打つ

結ばれることのない愛を　祝福するように　祈るように

偽りのない思いを　今届けたい

終わりの時まで　その記憶の中生きていたい

鳴り響いては鐘の音と散る　花弁集めて

永遠の誓い　着飾ろう

女神の名を冠した　清廉たる涙を

言の葉に変えて実らせていく　暗い世界でも

月影が揺れている　道を照らしている

記憶と重なる滲む月　水面に溶けて

波打つ影　柔く光るティアラ

私は今もここで　喉を震わせ紡いでいる

果てることのない　愛の唄

偽りのない思いを　今届けたい

終わりの時まで　その記憶の中生きていたい

鳴り響いては鐘の音と散る　花弁集めて

永遠の誓い　着飾ろう

満ちていく絶望も　欠けていく希望も

この夜に溶けていくから　共に生きていよう

俯く花は涙を枯らして　空を見る

永遠の誓い　咲かせよう