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生誕150周年(2002年当時)記念企画、スーザ・マーチ原典大全集(全10タイトル)、第4集。作曲家/演奏家で、生涯で約320曲、内138曲のマーチを作曲したジョン・フィリップ・スーザの作品をスーザ研究家でもある吉永雅弘の指揮、陸上自衛隊第1音楽隊の演奏によって再現。
(ライナーノーツより) 指揮者:3等陸佐 吉永 雅弘 陸上自衛官 3等陸佐。1951年熊本県生まれ。1970年陸上自衛隊入隊。第8音楽隊(熊本)打楽器奏者、1974年中央音楽隊(東京)、1980年武蔵野音楽大学において、自衛隊音楽隊生みの親である須磨洋朔氏に指揮・作曲法を師事。 1981年 中央音楽隊教官(指揮法、作曲法、楽式論他) 1983年 幹部自衛官任官 1984年 北部方面音楽隊(札幌)副隊長 1987年 第4音楽隊(福岡)隊長 1990年 東京藝術大学研修(指揮法、電子音楽法、管弦楽法) 1991年 第13音楽隊(広島)隊長 1996年 中央音楽隊教育科(東京)において、吹奏楽及びビッグ・バンド作編曲法の教官 1999年 第1音楽隊(東京)隊長 2005年 東部方面音楽隊(東京)隊長 吹奏楽の作編曲多数。ミリタリー・バンドの追求と軍楽研究をライフ・ワークとする。日本スーザ協会、国際軍楽協会会員、日本吹奏楽指導者協会会員。 演奏:陸上自衛隊第1音楽隊 1953年に陸上自衛隊の前身である保安隊第1管区音楽隊として発足した。現在、東京・神奈川・埼玉・静岡・山梨・千葉・茨城の1都6県を演奏担当区域とし、東京都練馬区の練馬駐屯地に駐屯している。 自衛隊の各種行事はもとより、「大葬の礼」「即位の礼」「皇太子殿下のご成婚の儀」沿道演奏などの国家的行事や、長野オリンピック・プロ野球開幕式・日本シリーズなどスポーツイベント、またオフィス街などの催しに常に華やかな彩りを添えている。 演奏活動は、「定期演奏会」「ファミリー・コンサート」「ランチタイム・コンサート」など、年間約100回に及び、年間延べ聴衆数は約70万名におよぶ。 吉永雅弘隊長の指揮のもと、マーチ演奏は日本のバンドの中でも有数で、特にスーザの行進曲に関しては、その指揮法から演出に至るまで、往年のスーザ吹奏楽団の伝統を忠実に再現し、吹奏楽ファン、音楽ファンの絶大な人気を得ている。 本録音は2000年から2002年まで約2年をかけて録音された、スーザ行進曲の集大成で、演奏可能な135曲が収録された。 スーザ自身が、スーザ吹奏楽団の秘伝として自作の行進曲に施し、その死とともに消滅した独自のアレンジを、当時のSP録音・スーザ吹奏楽団員の証言、最新の研究論文などをもとに、可能な限り復元し演奏している。
KRS