Namaeのジャケット写真

歌詞

Chime

AON

獣は見た夢を夢だと思わない

腹がへりゃ

獲物から

目を離さない

俺だってほんの少し

そういう状態

運ぶために乗った

車両に

放り投げた消息

俺は多分 それと

昔のことも

血を分けてる 家族の長男

だから 兄弟

なんて他人に

言うわけない

親父の収穫 食って

溺れてたBAD

確かあれは1、2年前

その時

こぼしていた言葉

覚えてる

だから

ファミリーなんて

つまらんやつに言いたくない

俺は

いつだって

1人でもHigh

電波塔

見えてるけど

地元みたいな濃霧

煙が

消してった

綺麗事

言葉にした

言えんこと

まだつまらん話が続くなら

俺に名前を

よこせ今すぐ 今すぐ…

俺が吐くため息は

色つかない 透明な歌

足跡残して飛んだ

薄い青色の空

電話越しきこえたんだ

太陽が落ちる頃

夕方のチャイムが聞こえる

街から街

雲 晴れない

俺らの心も

Ohh oh ohh

秒針をただ

早めたら日々は

何を語るの

俺は見た夢を夢だと思うままなら

明日はもういいよ

ずっと足取りを止めていた

信号はいいもう真緑

抜け出せない クソなルーティン

指さしてた12時 中指

都会の光は

俺と周りを比べるけど

別に どうも思わない

今はもう

何があって 何がないか

金がなきゃ

確かめられないから

ポッケの中 五千円 裸

うん

未だに 見えない

例えばそう 明日の話

武器なんて買えないけど

全部 全部 壊したい

田舎のネズミ

だったはず

現在地 は街に

たった今

速報が入る

俺の頭

の中

今何かが

変わったか?

教えてくれBitch

言わなくてもいい

知ってるつもり

知ってるつもり…

俺が吐くため息は

色つかない 透明な歌

足跡残して飛んだ

薄い青色の空

電話越しきこえたんだ

太陽が落ちる頃

夕方のチャイムが聞こえる

街から街

雲 晴れない

俺らの心も

Ohh oh ohh

秒針をただ

早めたら日々は

何を語るの

  • 作詞

    AON

  • 作曲

    balance cooper

Namaeのジャケット写真

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2005年産まれ。名古屋で活動する岐阜県出身のrapper”AON”の1stEP。
空間的な広がりを持つサウンド、AON独自の視点から描かれる歌詞は
いわゆる「HIPHOP」的な価値観とは、一致しきらない内容となっている。
しかし使われる言葉や歌詞の内容、フロウからは確実にAONが今まで体験してきた焦燥感や生々しさが感じられ、彼がHIPHOPというジャンルで活動する意味を感じさせられる。

タイトルにもある通り 全曲を通して「名前」というワードが多用されており、体験や視点はAON自身のものだがあくまでそこから生まれてくる誰にでも共感できるような感情や空気感そのものがEP全体の色となっている。

そのため非常に普遍的な意味を持つ「Namae」というタイトルが採用されている。
タイトルチューンである「Namae」ではそれまでのAON自身の内向的な視点で語られてきた5曲と打って変わり自身の友達、仲間、家族である
社会からスポットの当たらない、名前の知られない人々の強さと痛みを代表するようなアンセムである。
「自分の名前、存在、生きる感覚を感じながら生活出来ないような現在地から抜け出し切り開いていく」という強い姿勢が感じられる。

アーティスト情報

  • AON

    名古屋市、東海を中心に活動中。 cloud rapやdreampopを彷彿とさせる幽玄的な音に感情的なリリックを合わせたスタイルを特徴とする。 東海の次世代を体現するアーティスト。

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