Lyric

幽天の空模様は　繊細で不透明で　君と出会って

視界は晴れ　寒さが残る

思い返せば　あー悔いた　去り行く人の横顔は

ともに誓った約束なら　風に飲まれてく

冬晴れ　結んだマフラーに　寒椿のように

柔らかい素敵な言の葉に　包まれていたね

灯したあかり遠く　風に吹かれ落ちてく

稚拙な僕　白い２度泣き橋に

離れたくないよ　そう願った

幾年も経って　気付かされて

前を向けば　麗しい景色　生彩のふるさと

諸行無常絶えず　変わりゆく　目まぐるしい　時は

僕の視界を　遮って　不安定

ともに過ごしてきた　切なさは

流れ　季節は巡り　奪い去る

ギュッと握りしめてきた　ずっと導いてくれた

手を振りサヨナラ

冬晴れ　結んだマフラーに　寒椿のように

柔らかい素敵な言の葉に　包まれて

街灯の下　一人歩く　追憶の星を眺め

ウイスキーの香りと　吹き荒れた思いを　遥か遠い街へ