Lyric

首里の坂道　夕焼け染めて

風が運ぶ　三線の音

あの日の言葉が　胸によみがえる

「うりずんの空　忘れないでね」

泣かないで、風は見てる

与論から吹いた　優しさの声

涙ぬ海に　願い浮かべて

なんくるないさー

波照間の星は　いつも綺麗さ

ひとりで見上げる夜もあるけど

おばぁの唄が　今も響くよ

「まくとぅそーけー、なんくるないさ」

消えそうな灯り　てぃんさぐぬ花

指に染まる想い　強くなる

風に任せて　笑ってみたら

道はきっと　続いてく

忘れないで、愛はここに

南風(ぱいかじ)がそっと　背中を押す

心ぬ奥に　灯した光

なんくるないさー

那覇の街並み　季節が巡り

懐かしい香りが胸をくすぐる

変わっても変わらないぬくもり

島の唄が導いてくれる

だから今日も歩いていく

遠回りしても　怖くない

小さな幸せ　つかむその日まで

なんくるないさー