Lyric

消えたストーブの香りが

いたずらに心も消したから

覚えていたよりもずっと弱い

僕のことに気付いたところ

世界にとってはスローな愛も

今夜の雨では消えるらしい

朝を迎えるための勇気だけは

残っていて欲しかったんだ

目を閉じてみるけれど

やっぱり眠れなくて

ただ涙を流すんだ

誰も知らない今夜の星のように

変わらない正しさだけが美しく見える世界に

変わる心の寄る辺を守る日々を

愛と呼んでみたいの

鼻や目や耳に残る全てが

いたずらに消えてくれないから

覚えていたよりもずっと遠い

君のことに気付いたところ

世界にとってはスローな愛も

朝を迎えるための勇気さえも

本当はちゃんと持っていることも

僕は知ってるんだ

目を閉じてみるけれど

やっぱり眠れなくて

ただいつかは思い出すんだ

雨で見えない今夜の星のように

手に入れられるモノだけが正しく見える世界に

触れられない君の心を僕は見つけられた夜なんだよ

ひとりじゃ知れなかった

手を繋いだ時の温度も

胸の痛みや忘れてしまっていた思い出達も

変わらない正しさだけが美しく見える世界に

変わる心の寄る辺を守る日々を愛と呼ぼう

手に入れられるモノだけが正しく見える世界に

触れられない君の心を僕は見つけられた夜なんだよ