歌詞

ふるさとに　あるという　とおい　とおい　はし

ボクは　ただ　あるき　つづけて

その　はしを　わたり　かえって　きました

もう　そこには　だれも　いなくて

もう　だれもが　すてさった　まち

ふたりを　へだてた　ながれの　きしには

ひとつだけ　のこる　とおい　はしが　みえる

こわれなき　いのちを　おしむ　ように

わかれた　ひとの　すがた　わすれないでねと

かなしみを　あつめて　かわは　ながれて　ゆく

こいびとよ　なぜ　こころは　あいを　こばむの

ふるさとよ　なぜ　いのちは　うまれて　きえるの

くるしみが　いつか　あいに　むくわれるなら

ボクたちは　ここに　いき

きっと　また　めぐりあうよ

とおい　はし　こえて　とぶ　とりの　ように

キミは　かえって　くるよ

ああ　ボクの　てが　いつか　キミに　ふれて

ああ　キミの　てが　もしも　ボクに　ふれたら

ときを　ときを　たえて　キミを　だきしめたい

ときを　ときを　こえて　キミを　だきしめて　いたい

あれはてた　のべに　さく　あかい　あかい　はな

ボクは　ただ　さがし　つづけて

その　はなを　たおり　かえって　きました

もう　そこには　キミは　いなくて

もう　かえれる　いえさえも　ない

おびえる　よるの　こどくな　しじまに

いのり　つづけても　ゆめは　とおく　きえた

まちわびる　こころを　わらい　ながら

うしなった　キミの　しゃしん　さがして　みたけど

めくる　アルバムには　かなしみ　ならんでる

こいびとよ　なぜ　こころは　あいを　にくむの

ふるさとよ　なぜ　いのちは　だいちに　かえるの

かなしみが　いつか　ゆめに　かわる　ものなら

ボクたちは　いきて　しに

そして　また　うまれかわる

とおい　はし　あかく　そめ　しずむ　ゆうひに

キミは　ほほえんで　いる

ああ　ボクの　てが　いつか　キミに　ふれて

ああ　キミの　てが　もしも　ボクに　ふれたら

ときを　ときを　たえて　キミを　だきしめたい