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「アイドル界に少しの違和感」をテーマに雨宮未來のソロユニットとして立ち上がる。
2018年3月9日に初ライブ。
「吐き出す」をテーマに収録された7曲は、人間として、アイドルとして生きる苦悩を浄化させるような言葉が羅列している。
到底アイドル楽曲とは思えない雰囲気をもった「呼吸のすすめ」では『僕の悪が君の悪とは限らない』と言い放ち、初ライブから歌われ続けている「ハジマル」では『本音を隠すなんてバカだよな』と一蹴する。
「人間やるのやめた」では『終わるために生きてるの』など心の奥底をポエトリーリーディング、『絶対 僕が地球のど真ん中』と放つ「モノクロマジック」もどこか物悲しい。
アルバムの後半には『色んなフリをしてればいい』と救いの言葉を投げかけるアップテンポの「シンダフリズム」やゆったりした曲調から『それでも生きてるのはなんだろね』と刺すような言葉が飛び出す「もんすた」が続き、『だんだん僕ら分かってく 全然分からないふりしながら』と綴った「サーチライト」で nisan ka tanso を吐き終える。
雨宮未來(vo) 梶原パセリちゃん(vo,manipulator)