A Night Without a Lighthouse Front Cover

Lyric

A Night Without a Lighthouse

lulia

壊れた声の残響だけが

名もない影を揺らしていた

祈りになれぬ願いのまま

静けさだけが満ちてゆく

冷えた鼓動に 寄り添う亡霊

言葉の棘を 脳裏に這わせる

曖昧な夜を彷徨って

矛盾だけが 証明だった

輪郭を失くした「正しさ」に

価値など微塵も感じない

罅割れた理性を抱えたまま

灰色の空仰ぎ

重力さえも欺いて

未明に散る残像に

かすれた名を重ねていた

赦されず 忘れられても

なお灯は消えず

咎のまま 美しく堕ちよう

喧噪に潜む沈黙に

閉ざせば 内奥が軋む

優しさは時に暴力で

無垢なほどに歪む構造

継ぎ接ぎの夢にすがるほど

痛みが遠のく

滲んだ視界の先にだけ

砕けた灯りを拾い上げ

灯台のない夜を往く

飾られた嘘を裂いて

未完成なままでいい

「なぜ生きるのか」など

問いが刺す刃物だ

真理に触れれば 裂けるのは

いつも希望という皮膜だったんだ

それでも僕らは そっと痛みを抱えていた

誰も見ない空仰いで

名もなき声で啼く鳥へ

無辺の檻を抜け出して

境界なき宙へ委ね

誰も見ない朝仰いで

匿名の声で啼く鳥へ

限りない枷を断ち

境目ない空へ溶けゆく

不条理も抱きしめるなら

滲む問いを綴っていく

歌に変えるまで

  • Lyricist

    sayoi

  • Composer

    sayoi

  • Co-Producer

    lulia

  • Guitar

    sayoi

A Night Without a Lighthouse Front Cover

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