MOTIFEのジャケット写真

学校を休んだ日の朝に

いつもの公園

こっそり靴を履き 向かった

雨もあけて

止まってたしずかなブランコの

下の水たまりは

鏡のようだね アゲハが映った

空が見え 雲の切れ間から

幾筋も光が差し込む

アゲハ どこにいるの

立ち上がる 土の匂い

忘れたくなくて また来たんだ

大人になったボクは

冷たい鉄棒 温かい手 なじんでく

嬉しくて 悲しみの複雑

アゲハのはばたく羽

すべては移ろい

瑠璃色 まぼろし

弧を描く眩しいブランコ

にぎやかな いつもの公園

アゲハが消えた あの日

あと戻りできない

空が見え 雲の切れ間から

幾筋も光が差し込む

それが見えた奇跡

立ち上がる 土の匂い

立ち上がる 土の匂い

  • 作詞者

    エトワール★ヨシノ

  • 作曲者

    エトワール★ヨシノ

MOTIFEのジャケット写真

エトワール★ヨシノ の“アゲハ”を

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マメヒコレコーズ所属、稀代のシャンソニエ、エトワール★ヨシノが、2020年のいまを切り取った作品集「motife」。
「幕開け」や「亡き空に、オロール」など、魂の叫び10曲を綴った最新 Album。

アーティスト情報

  • エトワール★ヨシノ

    エトワール★ヨシノ プロフィール エトワール★ヨシノは、シャンソニエ(歌う詩人)として活動する音楽家。 2017年に活動を開始し、作詞・作曲・歌唱・演出までを一人で手がける。 これまでに5枚のオリジナルアルバムを制作。 東京・銀座のMAMEHICOを拠点に定期的にライブを行う。 その楽曲は、シャンソンの系譜を受け継ぎながらも、ジャンルにとらわれない独自の表現世界を持ち、 日常のことばで紡がれた詞に、ユーモアと風刺、哀しみと希望が交錯する。 ヨシノの歌は、技巧を超え、生き方そのものを語るものである。 舞台上の語りと歌を通じて、「それでも、楽しく生きてゆく」ことの尊さを届けている。 “仮の名”をまとうことで、自らの境界を越え、聴き手の心の境界もまた揺さぶる、 時代にひそやかな問いを投げかける存在である。

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    エトワール★ヨシノの他のリリース

Mame-hico Records

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