歌詞

僕の後ろの方で

君が勝手に歌い始める

決してうまくはないけど大好きなメロディ

音が溢れすぎた街を抜けて

少し疲れちゃったねって君が言う

地面を叩くテンポを少し落としながら

手を伸ばした君が笑ってる

クリック一つで世界と繋がれるこんな時代で

そばにいる僕たちがつながれないはずはない

今はまだ誰も知らない

僕らだって気づいてないさ

今静かに鳴り始めた２人のラブソング

まばたきするのが惜しいくらいに

呼吸するのを忘れるくらいに

ただただ君を想い続けて紡いでくメロディ

君に出合う前の僕ならば

きっと傷つく事を恐れて

繋いだ手を離して　ポケットにつめこんで

自分のためだけにって思ってたけど

君のことで悩んでないと

もっとダメな僕になるんだ

痛みも悲しみも意味があるんだ君となら

ポケットに詰め込んでいた弱さは君が溶かしていった

君の手をにぎったら涙がこぼれた

真っ暗な世界でもきっと僕らなら繋がっていられる

君の音も僕の音も今ならわかるから

僕がリズムを刻むから　君はそこで自由に歌ってよ

バラードでもかまわないさ　悲しい歌も君となら

君のことが大好きな僕と　僕のことが大好きな君で

奏でてみよう　へたくそでも　２人でラブソング