歌詞

線路沿い　街頭が照らす夜道

「１人じゃ寂しいから」と駅まで送るいつもの道で

手を繋ぎたそうにしている君と

それに気づいてて　あえて気づかないフリしてる僕がいて

勇気を振り絞って君がつぶやいた小さな願いは

通り過ぎる電車の音にかき消されてゆく

僕はまた気づかないフリ　君の斜め前を歩く

できれば後少しだけ　ほんの少しだけでいいから　素直になれないもんかな？

たった一秒　目を見るだけで　その気持ちも伝わるんだけど

「何を今更」なんてさ　変なプライドが邪魔をして　結局そっぽ向いて知らんぷり

また今日も　できそうにないや　明日は出来るかな

本当に面倒な自分になったな

はじめはさよならのキスにも　何も抵抗なかったのに

一緒に過ごした時間の分だけ臆病になれる

望んでるわけじゃないのにどうしてこんな素振り

気づいたら君はもう　改札の向こうで手を振った

出来れば後少しだけ　ほんの少しだけでいいから　素直になれないもんかな？

たった一言　「好き」という事も　出来ない臆病者

１人で折り返す夜道　次に会う姿描いて

左手　斜め後ろに差し出してみるけど

実際会った時はできない　心はいつも逆回転　遠回り

明日は後少しだけ　ほんの少しだけでいいから　素直になれたらいいな

「君が隣に今いる奇跡」そんな事を詩にしてんだってのも

面と向かって言えない　「好き」という言葉の代わりで　精一杯の愛情表現なんだよ

悪いけど今は　この詩でこの想い　くみとってくれ