歌詞

山のふもとにある小屋に　1人の少女が住んでいて

ふと訪ずれた僕に向け　こう言った

「大人になった暁にこの本を差し上げましょう」

開く間もなくすぐ　夜が明けた

おはよう世界

1日の始まりを知らせる合図

皮肉な程に眩しくて 嫌気が差す

街を行き交う雑踏は 僕の心を踏みつける

息をつく間もなく　今日は廻る

生きてたいな　生きていたいなあ 今日も静かに祈るだけ

意味がないな　意味がないなあ　今日も静かに眠るだけ

「シニタイ」なんて言うなよ　ありふれた言葉のループ

おかしくなってしまったよ　今さらだな

天使と悪魔の攻防　今日もまた

心の隙間でほら　あざ笑っている

夢を見たいな　夢を見たいなあ　終わりを知らぬ夢だけを

君といたいな　君といたいなぁ　思い出には出来ぬ今を

目の前に漂う蜜に　甘えてしまえばもう戻れない

君の涙　拭えるように

握った手と手　もう離さないように

生きてたいな　生きていたいなぁ　悪夢のようなこの時を

君と見たいな　君と見たいなあ　心踊るような明日を

先の見えない水平線　眠れない街と眠らない僕

否定されても愛してやろう

いつの日か少女がくれた　開くことが出来なかった本の

続きは僕はまだ描いてゆこう