どんな話をしよっか。
手つかずだったキャンバスに
何を描こうか。
どんな言葉を貰った?
何を返せたんだろうか。
慣れない景色だ、いつも。
不安なんだ、ホントのところ。
思い通りには上手くいかないよな。
否応も無く背負った
証拠不足の自信と期待。
どうせ辛いなら、
不器用なままでいたい。
拝啓、灰色だった世界と
いつかの僕へ手紙を書いた。
あなたがいて、今日も快晴だ。
暗い話はポケットの中に
隠したままでいい。
唄え、ずっと、僕等描く夕景。
たとえ正解じゃなくても、
まあいいっか。
飽きるまで笑おうぜ。
不確かな僕等の距離を
埋めるように言葉を紡ぐ。
伝えたいのはありがとうばかりだ。
気づけば僕にはいつか、
歩みを止める為の理由なんて、
浮かばないほどに
季節は移っていく。
拝啓、旅人、夜を歩む人。
いつかどこかでまた逢える日を。
あなたのいない列車は
今日を乗せて、遠く。
胸の鈍い痛みは
まだ残ったままでいい。
「サヨナラ」
そっと溜息を切り取って、
名前も顔も知らないあなたから
受け取った花束を飾ろうか。
宵闇、車窓、君は、
幸せそうに見えた。
君じゃない、僕だ。
何処でも行けると、
この手を掴んだのは、
僕のような君だ。
謝る癖、ずっと空っぽな僕のこと、
全部、全部、抱きしめて進もうか。
花は散る。
夏はゆく。
夢なんかいつか覚める、
なんて、
どうでもいいよ。
あなたがいて、今日も快晴だ。
暗い話はポケットの中に
隠したままでいい。
唄え、ずっと、僕等描く夕景。
たとえ正解じゃなくても、
まあいいっか。
飽きるまで笑おうぜ!
告白のような
強がりのような
言の葉のような
はな唄のような
不器用に描いた僕の唄なんだ。
- Lyricist
Epoch
- Composer
Epoch
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Kafuka
PONPOKO