高鳴るのジャケット写真

歌詞

レインコートさん

丸山永司

レインコートを着てるあの子が

なんかちょっと羨ましい

僕の為だけの傘で

雨が歌っている

あの子は少し不思議で

一人になった時

不機嫌な空の下に

長靴で出て行く

どうして

君は外に出るの?

レインコートを脱ぎ捨てて

何だかとても知りたくなったから

傘を差して話しかけた

初めましてどうも

いつもの「傘の子」

悪いけど私を放っといて

別にいいでしょう

どこかの誰かに

なにか迷惑をかけてるわけじゃないんだから

初めて聴いたあの子の声は

想像してたのとちょっと違って

一人きりで佇む理由は

分かる事が出来ない気がした

傘を差して歩いてるあの子が

なんかちょっと羨ましい

どこまで行けるのだろう

もし私があの子ならば

土砂降りの雨が降ったら

外に出て踊ろう

私を目指せカミナリ

とびきりのカミナリ

二人の時間は

少し前のあの

「初めまして」

から止まってる

なんで こんなに近くにいるのに

ずっと離れ離れみたいだ

なんだかちょっと

「レインコートさん」は

こんな土砂降りに似ている

雨はどんどんと強さをまして

僕の傘と君の頬を叩いている

初めて聴いたあの子の声は

想像してたのとちょっと違って

いつもくるり回ってる傘の

元気がない理由は私

雨はもっともっと饒舌になった

静かな二人をあざ笑うように

僕は手を差し出してこう言った

「風邪引いちゃうから家の中に入ろう」

君は少し後ずさりをして

首を横に二回ほど振って

「私はいいのまだここにいるわ

「風邪引いちゃうから家の中に入りな?」

君が泣いてるみたいに見えた

雨粒のせいかもしれないけど

ちょうどその時カミナリが落ちた

僕と君とを隔てるように真ん中に

君は目を見開き驚いた

僕が不意に傘を閉じたから

君とおんなじ雨に濡れたら

少しは分かるような気がした

けれどちっともわからなかった

君の手を無理矢理引っ張った

心のあたりがズキンとした

ずっと覚えていようと思った

この手のひらの冷めた温もり

この手のひらの冷めた温もり

  • 作詞

    丸山永司

  • 作曲

    丸山永司

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アーティスト情報

  • 丸山永司

    神奈川県横浜市戸塚区出身。1992年7月19日生まれ。 ギター弾き語りで活動している。15歳からギターを始め、ひょんなことから2015年の秋頃に、人前で歌う事になる。2017年の3月に、自主制作弾き語りシングル【なる】をリリース。 好きなアーティストは、たま、パスカルズ、 BUMP OF CHICKEN。

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