ナノカのジャケット写真

歌詞

ナノカ

街田奈樹

笑っていた

君は夕に翻って

飛んでいったその瞳の美しさ

笑っていた

君は隠れてそっと

泣いていた僕は気づけなかったんだ

燃え滾る暑さと炎天下

夏はいずれ消えてしまうでしょう

鳴けど散れど消えぬ怨恨が

喉元過ぎて尚残ってんだ

揺蕩うポエジー転がして

君がただ恋しいと謳うよ

失くしたと嘆いた黎明が

灼けに寂しがった僕の様だった

嗤ってた

彼奴も案外凄くて

何もない僕には羨ましかった

叫んでいた

文字にならない慟哭を

溢れては締めつけた

焦燥と憎悪を

立ち篭める愁いと熱帯夜

明日も鮮やかに移ろうでしょう

別れと出会いを繰り返して

秒針は季節を奪ってんだ

いつまでも飛ばぬ空蝉が

いつか飛べるさなんて唄うよ

夏が冷めど然れど迷妄だ

「千年後に逢おうね、そんじゃあね、またね」

  • 作詞

    街田奈樹

  • 作曲

    街田奈樹

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    ナノカ

    街田奈樹

夏の終わり独特の空気感を孕んだナンバー。
「短命」をモチーフに製作された。

アーティスト情報

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