名前も付かない夜 1滴のスコッチだけ
記憶に残ってる ラプラスが覗いた
苦し紛れに吐き出した 見透かされるような気がして
ただただ触れたかっただけなのに
会えない距離、時間が なぜか美化され依存的になる
意味もなく笑えた 静寂に飲まれていく
透明な君を辿って 首筋をなぞって
何度も何度も
誰かに委ねて生きられたのなら
もう少し弱くなれたのかな
暗がりで怯えてる 野良猫のように鳴き
戻らないと知っても 時は刻んでゆく
「笑えないジョークね」ソプラノが鳴り響いている
艶やかな髪が愛おしかった
逸らしたくなるほど 甘いストーリーがそこにはあって
手を伸ばせばすぐに すり抜け溶けてしまう
確かな日々を願って 叶えると謳って
浮いては落ちていく
正しく生きることができたのなら
君を振り向かせられたのかな
透明な君を辿って 首筋をなぞって
何度も何度も
誰かに委ねて生きられたのなら
もう少し弱くなれたのかな
- Lyricist
Rayshy
- Composer
Rayshy
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nameless
Rayshy