創痛のジャケット写真

歌詞

アマデウス (feat. 可不)

莉津

いつもそうだった。

歌いたかった、本当を。

『誰かみたいだな』ってまた、自嘲。

不意に迫った劣等が僕を包んでいたんだね。

過去を許せそうにないのに。

涙の純度が落ちていくのを見ていた。

哀しかった?悔しかった?

なんて。

貴方が産まれた時、存在さえもはしたなくなった。

変わってみたかった。戻りたかった。

今、僕の心ごと誰か攫ってどうなったって。

きっと伝えたい事なんて、何一つと無かった。

僕は最低だ。

もう終わろうか。

なんてナイフを突き立ててみたけど、

突き立ててみたけれど、

いつもそうやって逃げていたんだって気付いた時、

心臓さえも疎ましく思えた。

ねえ許して欲しかった。許さないけど。

そんな僕も音楽も全部潰して。

今もそうやって膝を抱えて

「死ぬのは嫌」

だなんて溢している。

貴方にとってはもう

要らない存在でも、

僕にとっては命より重い。

貴方が産まれた時先天性と対峙した僕は

もう笑っていたかったんだ笑えなくなっていたんだ。

それでも欲しい言葉は一つさ。

「愛してるよ。」

  • 作詞

    莉津

  • 作曲

    莉津

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