歌詞

またしても僕の頭上を跨ぐ

酷く分厚い雲の行く末に

悲しみはいくつ

降りかかるだろうか？

孤独と連れ添う創作の日々

安寧とは程遠い暮らし

その泥濘を他人に

嘲笑われようとも

本当の事消え去って

しまいたい夜がある

排水口　テレビの黒画面

部屋の常夜灯

誰から見向きもされやしない

名前ない思いに

僕だけはお前に用があると

伝えにいこう

友情や愛情にすがらない

大概の気持ちは報われない

日の目を浴びない

思いの遺灰だ

流行りや廃り数字の時代

疑い続ける僕だけの問い

常識も物の価値も

次第にまた移ろうから

信じたものが消え去った

静寂の夜がある

抗うつ剤　項垂れたシャワー

うるさい朝焼け

誰もが嘲り気にも留めない

声なき思いに

僕だけはお前に用があると

伝えにいこう

本当の事消え去って

しまいたいある夜へ

白紙のノート　古びれたギター

消えない音楽

誰から見向きもされやしない

名前ない思いに

僕だけはお前に用があると

伝えに行こう