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歌詞

帰三宝偈

Tariki Echo

道俗の時衆等、おのおの

無上心を発せ。そろそろ

生死もはなはだ厭(いと)ひがたい

仏法もまたまた欣(ねが)ひがたし。

ともに金剛のこころざしを発して、横に四流(しる)を超断して

弥陀界に入らんと願じて、

帰依し合掌し礼したてまつれ。

世尊、われ一心に尽十方の

法性真如海(ほっしょうしんにょかい)と、報化等の

諸仏と、一々の菩薩身(いついちのぼさつしん)と、

眷属等の 無量なると、

荘厳および変化(へんげ)

と、十地と三賢海(さんげんかい)と、

時劫の満と未満と、智行の円と未円と、

正使(しょうじ)の尽と未尽と、習気(じっけ)の亡と未亡と、

功用と無功用と、証智と未証智と、

妙覚および等覚の、まさしく金剛心を受け、

相応する一念の 後で、果徳涅槃のものに帰命したてまつる。

われらことごとく三仏菩提の 尊(さんぶつぼだいのそん)に帰命 したてまつる。

無礙の神通力をもつて、冥に加(か)して願はくは摂受(しょうじゅ)したまへ。

われらことごとく三乗等の 賢聖(げんしょう)の、仏の大悲心を学して、

長時に退すること なきものに 帰命したてまつる。

請ひ願はくは はるかに加備したまへ。

念々に諸仏を見たてまつらん。

われら愚痴の身、曠劫(こうごう)より このかた流転して、

いま釈迦仏の 末法の遺跡たる

弥陀の本誓願(ほんぜいがん)、極楽の要門に逢へり。

定散等しく回向して、すみやかに無生の身を証せん。

われ菩薩蔵頓教(ぼさつぞうとんぎょう)、一乗海によりて、

偈を説きて三宝に帰して、仏心と相応せん。

十方恒沙の仏、六通をもつてわれを照知したまへ。

いま二尊(釈尊・阿弥陀仏)の教に乗じて、広く浄土の門を開く。

願はくはこの功徳をもつて、平等に一切に施し、

同じく菩提心を発して、安楽国に往生せん。

  • 作詞

    Tariki Echo

  • 作曲

    Tariki Echo

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    帰三宝偈

    Tariki Echo

「帰三宝偈」は善導大師が観無量寿経の真意を明らかにし、全ての人々に阿弥陀様の救いにまかせるよう勧める歌です。それを日本の僧侶ユニット「TarikiEcho」がわかりやすく現代風にアレンジした作品です。

ダブ、レゲエ、ヒップホップなどの要素を詰め込んだエレクトロトラックに漢文と和文のラップにして乗せました。レゲエのビートメイキングに90s風のサンプリングやトークボックスなどヒップホップのアプローチをのせてTARIKI ECHO得意のダブ処理により、TARIKI ECHO 2.0styleyを表現しております。

日本の古くからの文化を、現代の僧侶でありアーティストである「TarikiEcho」が見事に再現しました。
今を生きるあなたの形で楽しんでください!

アーティスト情報

DUBSUTRA RECORD

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