Lyric

桜並木 手を振る君

眩しさに目を細めていた

直視できないこの感情に

苦しいくらい締め付けられる

見つめる先に揺れる

長い黒髪が胸を焦がす

もうすぐそれぞれの道

僕たちは背を向けて歩く

伝えたい 伝えない

君はきっと笑って 困るだろう

桜並木 手を振る君

眩しさに目を細めていた

直視できないこの感情に

苦しいくらい締め付けられる

アイロニー

誰もいない夕暮れ

思い出もぼやけちゃうのかな

帰りたい　帰らない

君の笑顔 見送ることができず

歩き出した夜空の下

笑顔でなんかいられなくて

溢れそうなこの感情は

胸の奥に閉じ込めていよう

アイロニー

走り出す電車には

とても追いつけなくって

でも走る 追いかける

転んで擦り剝いて

遠ざかる君をただ

何も言えず見ていた

好きだったんだよ

好きだったんだよ

何度でも心で叫んだ

その度またこの心臓は

苦しいくらい泣いてる

桜並木 手を振る君

眩しさに目を細めていた

直視できないこの感情は

君が好きで泣いてる

喉に張り付いて声も出ない

言えなくて 言えなくて

抱えて生きる アイロニー