From the Past and Present 2017-2022のジャケット写真

歌詞

片眼の猿

逢瀬アキラ

嘘っぱちを見抜くには

この眼幼過ぎ。

己を見抜くにはこの眼濁り過ぎ。

あたしはそう叩かれて、

弾かれて快感。

淋しくない、悲しくない、

痛くも痒くもない。

嗚呼、空は既にあたしの色。

辛めの涙、流れてしまえよ。

あたしが消えたなら、

お前はどうする。

笑い声あげ、

あの子に入れるんじゃないかい。

傷つくのが嫌なら、近寄らないで。

だってあたしは無様な、片眼の猿。

欲しがらないで。

この一瞬が永遠に

勝ると言うのなら、

構わずに、迷わずに

溺れてしまいたい。

体じゃなくお金じゃなく、

その心が欲しい。

縋る様な泣き顔が、

堪らなく愛しい。

嗚呼、御前は既にあたしのもの。

独りじゃ無理だと、

認めてしまえよ。

あたしが死んだなら、

御前はどうする。

泣いたふりして、

あの子と生きるんじゃないかい。

忘れてしまうのなら、

優しくしないで。

だってあたしは無様な、片眼の猿。

番うだけが唯一の愛の証なら、

早くその手でこの喉

駁抜いておくれ。

綺麗事ばっか抜かす、

真っ赤な御口と。

清く正しく美しい、その人生を。

狂わせたいわ。

  • 作詞

    逢瀬アキラ

  • 作曲

    逢瀬アキラ

From the Past and Present 2017-2022のジャケット写真

逢瀬アキラ の“片眼の猿”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

2022年4月より好評放送中のTVアニメ「八十亀ちゃんかんさつにっき 4さつめ」の主題歌『ENJOY☆NAGOYA☆PERFECT☆LIFE』を始め、
逢瀬アキラの過去のタイアップ曲~最新曲から選りすぐった待望のミニアルバム。

アーティスト情報

  • 逢瀬アキラ

    2.5次元ロックアーティスト。自らをアキラ帝国赤い彗星軍の“女帝”と 呼ぶその強烈なキャラクターも相まって、国内はもとより世界各地のメディアに取り上げられ注目を集め話題を呼んでいる。 文学好きな母の影響で小説を好み幼少から詞や小説を書き始め、大好だったアニメ、ガンダムシリーズの主題歌を初めて“音楽”と意識して捉え大感動し、音楽の道を志す。 自ら作詞作曲した楽曲をアニメ、ゲーム業界で積極的に提供し続け、フロントマンだけでなくひとりの『音楽家』としても活動の場を大きく広げている。

    アーティストページへ

スティッパ

"