Lyric

けだるいあいむそーりー

今夜も眠そうに

僕の帰りを待って

ありがとうだけじゃ足りないな

冷めた夕飯を温め

残った米は冷蔵庫へ

明日を続けるためサイクル

いつも叱られ催促

僕が寝てる間に　仕事へ

直ぐに帰宅　晩の支度へ

好き嫌いをしてごめんね

少なく取り分けられた苦手

そんな優しさを飲み込んで

賞味期限切れの愛すだ

今更味わう事はないよ

なんて言っても歌にしたら

君に迷惑がかかるそれはわかるけど

確かにあの部屋できちんと

二人の生活を囲んでいた照明

僕は今まさに明かりのない部屋で生きてる

ただ君を見ていたよ

偏る事も知らずに休まず愛を

どんな雨嵐も君のいる

宿があるだけで帰る場所があると

心の支えだとただいまで忍足も

床に寝そべった枕も

二人だけの日常

夢の中で待っていてね

休みが被れば何しよう

雨なら映画でも見ようか

同じ作品これで何度目？

君の傘になれたならな

本当は妬ましさもあったよ

部屋干しで乾き切らない服

「少しだけ」を理由に終えた上映

雨音さえも忘れるほど

二人の熱は何度も交わしたはずなのに

フィクションとかけ離れたこの

二人の生活は取るにたらない平凡

君を今更に取り戻したいなって

思ったりしている

首輪付けた野良猫

里親見つかるまではここに居てと

心做しか2人に似ているね　そう

元の場所にはいつか帰るけど　今だけは

明日へと今日の狭間でさ

撫であって戯れあった

思い出を語ろう　文句はないよね

過去は誰にも奪えない

ただ僕は見ていたよ

偏る事も知らずに休まず愛を

何度魘されても僕がいる

眠れないなら少しだけ話そうよ

心の貸し借りも　どちらが悪いかなんて

謝らないで　僕も散らばったものはまだ

一人じゃ閉まえないみたい

もう思い出せなくなってしまうよ

けだるいあいむそーりー