歌詞

摩天の楼閣 翳(かげ)りし狭間

無情なる音 鼓膜を劈(つんざ)かん

錦繍(きんしゅう)の彼方 幻の理想郷

真実の己は いずこに伏し隠れしか？

胸奥に響く 宿命の軋み

「これにて善しや？」 魂の問いかけ

見えぬ軛(くびき)に 囚われし身なれど

なお、蒼穹を 仰ぎて止まぬ

響け、魂の叫びよ 無垢なる脈動

歪みし現世に 一筋の光芒(こうぼう)を

打ち鳴らせ 和(やまと)の調べ 白金の嵐

今を壊し 新たなる黎明へ

他者が望む像を 身に纏いし日々

己(おの)が言ノ葉は 零れぬままに過ぎゆく

情動の波濤(はとう) 寄せくる度

仮面の奥にて 息を潜めし

完璧なる振る舞いで 繕う偽笑

疲弊せし身躯に 鞭を打ち続けん

本能が叫ぶ 「このままでは叶うまい」と

打ち砕くべき 障壁が そこにあるならば

響け、魂の叫びよ 無垢なる脈動

歪みし現世に 一筋の光芒(こうぼう)を

打ち鳴らせ 和(やまと)の調べ 白金の嵐

今を壊し 新たなる黎明へ

古と未来が 交わる聖地にて

旧き殻を脱ぎ 新生を遂げよ

千切れんばかりの希望 掴み取るまで

幾度となく立ち上がれ この手で

響け、魂の叫びよ 無垢なる脈動

歪みし現世に 一筋の光芒(こうぼう)を

打ち鳴らせ 和(やまと)の調べ 白金の嵐

今を壊し 新たなる黎明へ

墨色の空に 鮮烈な一撃

覚醒の刻は 今訪れん

白金の夜明け！