Lyric

今見えた空には何もない空白の鈍色だけ

まるで自分を映した鏡のように見えているんだ

この手から零れた数多の未来ごと

愛しい 悔しい なんて捨てたはずだった

誰かが差し伸べた手さえ見ないふりをして

ヒトリきりで良いんだなんて この空に吐き捨てた

煌めいた汗の輝きは思い出に溶けて

夢を見ていたのがもう馬鹿みたいね

なんて嘘だ 本当はわかっている

ぼくが弱いだけなんだ

できない理由探していつまでも

ここに立ってる

なるべく早々 言い訳は上々に

できたらやろう

そんなんで良いのか？

溢れる衝動 まだまだ時期尚早

ほらまた能書きばっかり

誰かが決めたルートはいらない

何がやりたいのかなんて

今なら言えるはずでしょう？

滲み出した光が描く影は

朧げに追憶を模して

色褪せた壁の落書きは思い出に溶けて

夢に見ていた空　映る光景が

色を灯す 本当はわかっている

ぼくはきっと進めるはずだから

できないなんて言葉は捨てて

この手を伸ばすんだ

今なら届く気がするから