然れど、季節は巡るのだ。のジャケット写真

歌詞

白む日々、缶珈琲

沙城さし

交差点で待つ朝 吐く長い息

柔い色の空気が 少し胸を刺す

青になるライトと 廻り出す街

温く薄い風味の 変わらない日々で

ずっと 夢を見ている

ような 気がしている

そんな 物思いも

いつか 風に消える?

なんて 感傷を押し殺すように

踏み出した一歩 手には

冷めてしまった缶珈琲

「まぁ、何とかなるさ」って?

結果が この生活だろ

笑ってくれよ

交差点で待つ間に 沈む夕日

茜に浮かぶ 疲れた街の影

青白い月の中 回す鍵

空を切る言葉 返事など無い 嗚呼

ずっと 夢に見てた

ような 幸せから

遠ざかっていても

いつか笑えればいい?

なんて 考えを振り払うように

踏み出した一歩 手には

冷めてしまった缶珈琲

「まぁ、何とかなるさ」って?

結果が この生活だろ 嗚呼

なんて 感傷を押し殺すように

踏み出した一歩 手には

空になった缶珈琲

まぁ、何とかならずとも続いていくんだろう

嗤って往こうぜ

  • 作詞

    沙城さし

  • 作曲

    沙城さし

然れど、季節は巡るのだ。のジャケット写真

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否応なしに巡る季節から想起した10曲が収録されたDisc1と、「もしもの夏」というテーマで選ばれた3曲が収録されたDisc2「-夏 Another-」から構成されるJオルタナティブロックテイストのアルバム。あなたは巡る季節に何を思うか。

作詞、作曲:沙城さし

Tr.11「六畳半、君の夢 -夏 Another-」編曲:雨花

アーティスト情報

  • 沙城さし

    沙城さし(さしろ さし)は2022年より活動しているボカロP。活動開始当初よりVOCALOIDの「IA(いあ)」をメインシンガーとし、JオルタナティブロックやJインディーズロックを軸にしつつ、合成音声楽曲群からの影響も織り交ぜたバンドサウンド楽曲を制作する。代表曲は「白む日々、缶珈琲」「焦燥、唯灼ける様に。」「残夏、茜風」など。

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LUCY LOVE records

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