歌詞

青い風の通り道

ただ揺ゆらぐ日差しを

静かに流れる雲

夏の隙間を覗いてもそれは

ふいに立ち止まる日も

明かしたくない過去も

残像消えない君も

想いの隙間を零れるそれは

あの遠い道で

揺れた淡い陽炎

あの遠い空を

並び過ごす夏を

あの日々と記憶が

空に咲き残る夏

蝉の声が響く町で

君だけが居ないんだ

あの夜の蛍も君の残像を作る

一人きりの六月　君はもう

あの日あの道で消えた光は

僕の中にずっと消えずに残っているんだ

あの日からずっと途切れた言葉は消せないまま

まるで呪いみたい

あの君の笑顔が空に咲き残る夏

約束だけ残して

君はもう居ないんだ

あの夜の蛍も君の残像を作る

一人きりの六月　君はもう