歌詞

画面の向こうの世界をまだ

「作りものだろう」という人が

拳大の石を誰かに

拾っては投げを繰り返した

少しふらついたら

僕はきっと落ちてしまうな

そんな小さな舞台の上

肺を膨らまして　声を上げてくれ

画面の向こうの世界をまた

偽り作って飾る人が

歯車のあった時代をただ

貪りしゃぶって食い散らした

他人事の中に誰もが

自分を置き換えている

そんな娯楽にされちまっては

やるせないぜ

君の独り舞台で

君の事嘲笑わせるな

誰かが手を引こうと

立ち向かう姿に焦がれた

仮面の向こうの裏側には

誰もが傷を抱えていて

分厚くなったらなるほどに

泣いた顔さえ気づけないまま

人に操られて

誰かがきっと君を測る

そんな評価が当たるほど

くだらないか？

君の独り舞台は

君だけが全てを見てきた

誰が何と言おうと

取るに足らない戯言さ

君の独り舞台で

君のこと嘲笑わせるな

誰かが手を引こうと

立ち向かってきたことが全て