歌詞

目に痛い点滅した電灯の灯だけの町で

探してたんだ　見慣れた後姿を

交差点の歩道には　前後なんてなくて

すれ違えば　別々の季節と歩く

「話さないで」と　空っぽの未来を作り出してた

一昨日の夜のこと

今だ　誰もいない信号を渡れ

赤の先を見に行こう

気づかないまま　君に惹かれて

混ざりあった夜の向こう

耳から離れない心臓音

求めたって　なにも罪じゃない

引かれた白線の外側

無駄になった日々のこと

飾られた蛍光灯の下　むき出しの一室で

心まで繋がれるはずもないよな

「離さないでね」　そういう仕草が

塵ひとつでも残ってんの　僕の瞼に

未だ誰もいない信号の

先に見えた君を探して

惹かれたまま息が途絶えて

無駄になった日々のこと

耳から離れない心臓音

求めたって　なにも罪じゃない

気づかないまま　君が消しても

消えないまま　また探してる

越えてない白線の内側

どんな顔して僕を笑ったか

わからないままバスに轢かれて

消えたことにしとくよ