Put down the key and goodbye. Front Cover

Lyric

Put down the key and goodbye.

hare_tabi

この部屋に春が来て 何度目の雨が降ったろう

カーテン越しの光に 君の笑顔がまだ揺れる

コンロの焦げ跡 冷蔵庫に貼ったままのメモ

小さな日常が 今でも僕を責めてくる

でも時計の針は 止まってはくれない

あの日の温もりも 少しずつ風化していく

鍵を置いて さようなら

君がいたこの部屋とも

思い出は連れていかない

ここに置いていくよ

だって僕は今やっと 君のいない日々を

ちゃんと生きていける気がするから

郵便受けに名前がまだ 二人分残っていた

それがなんだか滑稽で 少しだけ笑えたんだ

洗面台に落ちた髪も 夜中に聞こえた寝息も

全部この部屋の中で 静かに眠ってる

君がいなくなった日から 僕もずっと迷ってた

でも今 この段ボールが 背中を押してくれた

鍵を置いて さようなら

あの頃の僕自身にも

弱さも嘘も優しさも

ここに全部、預けよう

だって僕は今やっと 明日のドアノブを

自分の手で回す勇気が持てたんだ

鍵を置いて さようなら

君がいたこの部屋とも

思い出は連れていかない

ここに置いていくよ

だって僕は今やっと 君のいない日々を

ちゃんと生きていける気がするから

カーテンを開けたら 少しだけ春の匂い

「元気でね」なんて言わないけど

僕は行くよ 君のいない世界へ

ありがとう、じゃあね

鍵を置いて、さようなら

  • Lyricist

    hare_tabi

  • Composer

    hare_tabi

  • Producer

    hare_tabi

  • Programming

    hare_tabi

Put down the key and goodbye. Front Cover

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