Lyric

ふとした会話に咲いた花

それが仕様になるなんてさ

朝のメモ　昼には消えて

夜に芽吹く　謎の「急ぎ」

紙の城に　夢を描いたら

風の便りで　変わる地図

「やっぱりさ、これも入れよう」

誰が言ったか　追えない影

カレンダーに泣きながら

Commitするたびに祈る

「この画面、明日もあるよね？」

Esperanza　まだ見ぬ正解

このカオスに光を探す

手のひらで踊る要件

けど、それでも　描きたい未来

“いつかはきっと、Specになる”

既読スルーの議事録から

生まれた謎のフォーム欄

「ユーザー目線でやってみて」

そのユーザー、誰なのですか

要望と理想のジレンマ

走るたび　増えるエラー

「直感的に使いたい」

言葉は優しい凶器になる

テストも、昨日と違う

だけど笑う、もう慣れた

「仕様は生き物だからね」

Esperanza　きっと掴める

バラバラでも願いはひとつ

曖昧に見えるこの空も

コードで繋げば　形になる

“いつかはきっと、Specになる”

理不尽さえも　美しいって

言えるように、バグも愛して

正解がないからこそ

この旅は　終わらない

Esperanza　迷いの中で

誰かの「便利」を生み出してる

散らばった夢を編み直し

未来を照らす　灯になれ

“いつかはきっと、Specになる”

今日もまた、定まらぬ道

…で、結局これ、誰が決めた？